ITパスポートについて
ITパスポートは、共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を持ち、
情報技術を活用していこうとする方向けのIT系入門資格です。
あくまで入門資格のため、就職や転職の際には評価されません。
ですが、ITパスポート試験は、国家資格に変わりはありません。
そのため、大学生の新卒採用においては、若干評価される場合もあります。
また、ITパスポートの上級資格、基本情報技術者試験へのステップアップのため、
取得するにはよいと思われます。
ITパスポート試験に合格するには
ITパスポート試験に合格するためには、
独学で取得する場合、参考書と問題集が必要になってきます。
しかし、以下の参考書は出る順の問題集とセットになっているため、
最短で合格したい方には非常におすすめできるといえます。
【令和4年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
ITパスポート試験情報
・試験日について
月に数回程度行われていますが日程・会場は都道府県により異なります。主催者ホームページをご覧ください。
・お申込み
主催者ホームページをご覧ください。
・受験資格
どなたでも受験できます。受験の制限は一切ありません。
・試験内容
四肢択一式、100問、120分
出題は3分野です。
【ストラテジ系(経営全般)】:35問程度
- 企業と法務
- 経営戦略
- システム戦略
【マネジメント系(IT管理)】:20問程度
- 開発技術
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
【テクノロジ系(IT技術)】:45問程度
- 基礎理論
- コンピュータシステム
- 技術要素
合格基準:総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たしていなければなりません。
○総合評価点
600点以上/1,000点。
○分野別評価点
ストラテジ系 300点以上/1,000点
マネジメント系 300点以上/1,000点
テクノロジ系 300点以上/1,000点
試験に関する詳しい情報は【ITパスポート試験】受験要領をご覧ください。
まとめ
ITパスポートそのものは、エントリー資格のため、正直なところ、あまり評価されません。
そのため、その上級資格、基本情報技術者試験へのステップアップのため、
取得するとよいでしょう。