CCNAとは
CCNAとは、正式名称である「Cisco Certified Network Associate」を略した名前です。
ネットワーク機器の開発や販売をしているシスコシステムズ合同会社が実施している民間のベンダー試験です。
また、インフラ系エンジニアとして働く際の登竜門的な資格であり、現時点で知識や経験のない方でも資格取得に挑戦しやすい試験です。
ネットワークシステム業務に携わる多くのエンジニアの方が取得を目指しています。
CCNAを取得することで、ネットワークシステム運用のためのシステム構築・運営・管理などの能力の証明ができます。
CCNAとCCNPの違いとは
CCNPは、CCNAより上位のランクの資格になります。
CCNPに合格するためには、CCNAで問われる基礎知識だけではなく、
応用的な深い知識と経験も必要です。
また、CCNPの資格を取得するには、CCNAの資格取得が必須条件でしたが、
2020年2月の改定により不要になりました。
CCNAの受験料について
CCNAの受験料は、2020年2月24日の改定を受けて変更されました。
CCNAの受験料は、36,960円(税込)です。
前よりも安くなっているため、以前よりも受験しやすくなっています。
CCNAの合格基準について
CCNAの合格点は、公式では公開されていませんが、およそ825点がとれたら合格する可能性が高いです。
1000点満点中の825点というと点数が高いように感じますが、
実際には最低点が300点となっていますので、75%くらい正解すれば合格できるようです。
CCNAのおすすめ勉強法
一般的なCCNA向けの参考書は、試験範囲に沿って解説しているため、ネットワーク初心者が理解するのが困難です。
そのため、まずは、以下の、事前に基礎を養うためのネットワーク入門書がおすすめです。
本書が終わった後は、以下のCCNAの参考書でじっくり学んでいきましょう。
シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301
この本は、試験の範囲に沿った教科書で、非常に読みやすいです。
問題集も充実しているので、この一冊で、試験対策には十分です。
ただし、CCNAを独学で勉強する際、モチベーションを維持するのが大変という方は、
以下のお手軽に参加できるITスクールもおすすめです。